2019年07月02日

Dinite & vibram 2055

こんにちは!



ラバーソールの代表格、ダイナイトソールとvibram 2055 ソール。





今回はその二つのソールについて掘り下げていきたいと思います!









左側がダイナイト、右側がvibram 2055。


…パッと見たところ、違いがわかりませんね。








ダイナイトソールは英国のハルボロラバー社製。

1910年から作られているということで、100年以上の歴史があります。

Tricker's、Crockett&Jones、Church's、CHEANEYなど…英国を代表するの高級靴ブランドの純正ソールとして採用されていることでも有名です。








vibram 2055ソールはイタリアのvibram社製。

vibramというと登山靴のようなゴツいソールを思い出す方もいらっしゃると思いますが

ドレスシューズ用の2055ソールをはじめ、多種多様なラバーソールを作っているブランドです。



両者の大きな違いは素材、厚み、パターン。








ダイナイトソールは軽く、レザーソールに近い曲がり方やクセのつき方をする素材、高めのスタッズがグリップを発揮してくれます。

レザーソールの厚みが約4.5mmに対し5mmと近い厚みで、土踏まずから後ろにかけて薄くなっており、その為シャープでスッキリとした印象に仕上がります。

ドレスシューズとの相性が非常に良いソールと言えます。








vibram 2055は弾力があり、クッション性が高い素材、スタッズはあまり高くありませんがソール全体で地面を捉えてくれるイメージです。

6mmとやや厚手になっていますので、重厚感がありドッシリとした印象に仕上がります。

耐久性も良い素材ですので、使用頻度が高く、よく歩かれる方にはオススメです。




両者の違いがお分かりなりましたでしょうか?


選択に迷われるとは思いますが、交換する靴の製法やイメージによってもベストの選択は変わってきます。


ぜひ一度ご相談くださいませ!










おいかわ



  


Posted by リペア工房RESH.       三越仙台店 at 07:22Comments(0)オールソール